VOD/動画配信サービスは、月額料金/見放題という料金形態が基本的ですが、他にレンタルや買い取りなどがあり、月額+レンタルというのが主流になりつつあります。
他にユーチューブなどの無料サービスで使われる広告表示方式など、いくつかのパターンがありますので、この記事では動画配信サービスの料金システムについて解説します。
動画配信の料金方式は大きく分けて3種類!
動画配信サービス/VODとは、ビデオオンデマンドのことで、契約したサービスのサーバーを通してたくさんのコンテンツを視聴できるものです。
【VOD/動画配信サービスとは】8つのメリット、6つのデメリットを解説の記事はコチラ
これまでは、映画を見るためにはDVDを購入、レンタルして専用のプレイヤー、パソコンなどで再生していました。
動画配信サービス/が普及してからは映画やドラマなどいろいろなコンテンツをスマホ1つあればカンタンに、しかもお得に視聴できるようになりました。
動画配信サービスはレンタルDVDよりメリットたくさんの記事はコチラ
VODの、作品の配信方式はストリーミング方式と、ダウンロード方式があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるので状況に応じて使い分けると良いです。
ストリーミング再生とは、オフライン再生とは?それぞれのメリットデメリットを解説の記事はコチラ
そして、各社それぞれコンテンツの配信のしかた(料金形態)があります。
大きく分けて3種類で
・SVOD(定額見放題)
・PPV(個別課金)
・AVOD(広告連動型)
となっています。
それでは個別に解説していきます。
SVOD
Subscription Video on Demand(サブスクリプションビデオオンデマンド)
SVOD は、定額制動画配信のことで、一定期間の間、コンテンツを本数制限なし、つまり見たい放題で見ることができるサービスです。
一定期間というのは動画配信サービスの場合、ほとんど一ヶ月単位で、料金は月額制です。
動画配信サービスでは、huluやdtv、Amazonプライム など現在主流の動画配信サービスはほとんど、このSVOD方式がメインとなっています。
新聞や、美容品などのように、最低限何ヶ月以上の申し込み、などの縛りはなく基本1ヶ月単位の短い期間で契約します。
VODだけでなくいろいろなサービスがこのサブスクリプション(定額制)を採用してますね。
レストランの食べ放題とかもそうですが、〜放題、というのはシンプルに魅力的ですね。
DVDなどのレンタル料で換算すると、動画配信で数本の作品を見ただけで元は取れます。
さらに、今の動画配信サービスでは、SVODがメインではあるがPPVも取り扱う、というのが多くなっています。
PPV
個別課金制のことで、1作品見るごとに料金がかかります。
最近の動画配信サービスでは、SVOD(月額課金)を基本として、PPV(個別課金)と併用している場合が多くなっています。
個別課金の作品は、その旨がわかりやすく表記されているので、うっかり課金してしまうようなこともないと思います。
PPVは新作や、著作権の絡みで個別課金となっていることが多いです。
さらに、PPVにはESTとTVDOの2通りに分類されます。
それぞれ解説していきます。
EST
Electronic Sell Through(エレクトロニックセルスルー)
作品1つごとの、買い取り型となります。
コンテンツを購入しご自分のデバイスにダウンロードします。
買い取りなのでもちろん視聴期限はありません。
TVOD
Transactional Video On Demand(トランザクショナルビデオオンデマンド)
いわゆるレンタル配信です。
個別料金を払い、一定期間視聴できます。
レンタル期間は2、3日の場合や、1週間など、各サービスや作品によって違います。
AVOD
Advertising Video On Demand(アドバータイジングビデオオンデマンド)
広告を強制的に割り込ませることで、コンテンツを見ることができるサービスです。
YouTubeやニコニコ動画などが代表なものです。
配信会社は広告料で収益を出すので、どんどん動画を見てもらうために動画は無料で配信しています。
多くの無料動画サイトとして、存在しています。
まとめ、今はほとんどSVOD
動画配信サービスの料金形態もいろいろありますが、現在はSVODが主流となっています。
動画配信サービスが普及した大きな要因が、この定額見放題という料金形態なのではないでしょうか。
いつでもどこでも見たい作品を好きなだけ、これが1番の魅力です。
あなたにあった動画配信サービスを是非見つけてください